今回は残念なテーマです。徳島県で糖尿病が原因で亡くなったケースが全国ベスト1位に再びなってしまいました。徳島県は糖尿病率が高いと聞いていましたが、ここまでとは驚きです。
徳島県で糖尿病死亡率ワースト1位に
県内で昨年1年間に糖尿病が原因で亡くなった人の割合は人口10万人当たり19・8人で、4年ぶりに全国ワースト1位になったことが、厚生労働省が発表した人口動態統計速報でわかりました。
うち、糖尿病による死亡者数は40人増の146人。糖尿病の死亡者に占める75歳以上の高齢者も増加しており、2016年の70人から108人となり、38人増えた。県の担当者は「県医師会や保健所などと連携して緊急対策会議を開いたり、啓発活動をしたりして改善に向けて取り組んでいきたい」と話し合いの結果決定。
徳島は、1993年から2006年まで14年連続で糖尿病死亡率全国1位を記録。他県に比べて車での移動が定着しており、慢性的な運動不足や食べ過ぎによる肥満者の割合が多いことが要因とみられます。
一方で、県民の野菜摂取量の向上や糖尿病が強く疑われる人の推計数(40歳以上)の減少など改善の兆しもあります。このほかにも、腎不全による死亡者数は237人で5人減少しています。
順位は前回より一つ改善されたが全国ワースト3位で、死亡率が全国で最も高かったことが1日、厚生労働省の人口動態統計速報で分かっています。いずれにせよ、徳島がワースト1位になるのは4年ぶりでした。
腎不全と肺炎による死亡率(10万人当たり)は19・8人で5・6ポイント上がり、全国平均の11・2人を大きく上ってしまう結果となりました。徳島県の糖尿病による死亡率は前年を0・3ポイント下回る32・1人でした。
こうした結果からも私たちは生活習慣病に対してもっと注意が必要みたいです。特に徳島県民はなぜか発生率が高いので、改めて生活習慣の改善を要求されています。今一度将来のためにもあなたの生活リズムの見直しをしてみましょう。